キノコランド『原木椎茸』
自然の恵みをフル活用。 原木椎茸
「夏が涼しいこの気候が椎茸づくりにマッチしているんです」と、原木椎茸栽培を始めて40年の藤原善一さん。原木椎茸とは、クヌギやコナラなどの広葉樹の原木に種菌を植えた「ホダ木」から出る椎茸のこと。農薬などは一切使わないので、人と環境にやさしい椎茸が育ちます。ここでつくられた椎茸は、肉厚で香ばしいことが特徴。 先代から引き継いだ人工林の8割近くをクヌギに植え替えるなど、コストダウンを徹底しながら椎茸づくりを続けています。
水や空気がきれいで、自然豊かな土地で育った生産物は、消費者の方も安心して手にとってもらえると思うんです。大紀町の素晴らしい自然を広く知ってもらうために、キノコ狩り、クワガタ採りなどの体験も行い、小学校の社会見学も積極的に受け入れています。